中心市街地再開発で甲府市長「映画館の誘致目指している」

甲府市の6月定例市議会は16日、代表質問が行われ、樋口市長は中心市街地に建設予定の商業施設について、テナントの核として映画館の誘致を目指していることを明らかにしました。

甲府市の定例市議会は16日午後、代表質問が行われました。
この中で、中心市街地にある百貨店、岡島の旧店舗跡地の再開発で、市が令和10年度にかけて総額およそ14億円を支援する方針を示したことを受けて、「政和こうふ」の輿石修議員が、再開発の規模や概要について質問しました。
樋口市長は、跡地には地上28階建てのマンションと4階建ての商業施設が整備されると説明したうえで、「商業施設の核となるテナントとして、開発事業者がシネマコンプレックスの導入に向けた交渉を行っている。この再開発は、中心市街地の活性化にむけた重要な要素の1つになる」と述べました。
このほか、樋口市長は、脱炭素社会の実現に向けて水素や燃料電池の実証研究を行う拠点を市内に整備し、中小事業者などへの導入を目指す方針を示しました。