地元の小学生が特産の大塚にんじんの種まき 市川三郷町

市川三郷町で、長さが1メートルほどにもなる特産の大塚にんじんの種まきを地元の小学生たちが行いました。

大塚にんじんは、市川三郷町大塚地区の「のっぷい」と呼ばれる肥沃な土で栽培されているにんじんで、長さが1メートルほどになるものもあり、甘みや香りが強いのが特徴です。
16日は、地元の大塚小学校の1年生から6年生までの児童およそ30人が、学校の近くの畑に集まりました。
はじめに小河内淳司校長が、子どもたちを前に「大塚地区に住んでいる皆さんが地元特産の大塚にんじんに関わることはとても大切なことです」と話しました。
このあと、子どもたちは町の職員から種のまき方について説明を受けると、早速、畑に入って大塚にんじんの小さな種をつまんで、畑の細い溝の中に丁寧にまいていきました。
そして、種をまき終えると、土をかけて、足で踏み固め、種まきは40分ほどで終わりました。
参加した6年生の女子児童は、「今年が最後の種まきなので、いいニンジンを育てたいです」と話していました。
また、1年生の男子児童は、「みんなと種まきができてうれしかったです」と話していました。
16日種まきした大塚にんじんは、順調に育てばことし12月ごろに収穫期を迎え、子どもたちが自分で収穫するということです。