余った食品を“子育て支援BOX”に 富士急行線 富士山駅

食料支援に取り組むNPO法人の活動を支援しようと、富士急行線の富士山駅に、家庭などで余った食品の寄付を受け付ける「子育て支援BOX」が設置されています。

富士吉田市にある富士急行線・富士山駅の待合室に設置されているのは、家庭などで余った食品の寄付を受け付ける回収箱「子育て支援BOX」です。
回収箱は、郡内地域の主に子育て中の困窮家庭に食料を配っているNPO法人「富士の緑とフードサポート」の活動を支援しようと先月末に設置されました。
富士急行線を運行する富士山麓電気鉄道によりますと、寄付を受け付けるのは、カップ麺や缶詰など賞味期限を2か月以上残した常温で保存できる未開封の食品で、月に3回、NPO法人が受け取り、活動に役立てるということです。
こうした回収箱が富士急行線の駅構内に設置されるのは初めてだということで、富士山麓電気鉄道は「食品ロスの防止にもつながると思うので、駅を利用する多くの人に子育て支援への協力をお願いしたい」としています。