山梨県の友好都市 中国四川省との青少年書画展 県立美術館

山梨県の友好都市、中国・四川省との交流を図ろうと、それぞれの地域に住む子どもたちの書道や絵画を集めた展覧会が県立美術館で開かれています。

この展覧会は友好都市となっている山梨県と中国・四川省の交流の一環として2年前から開かれていて、3回目のことしは、県立美術館のギャラリーで行われています。
作品は去年選ばれたもので、山梨県の幼児から中学生までの書道の作品130点あまりと四川省の小学生から高校生がかいた書道と絵画あわせて30点です。
このうち書道では「社会貢献」と力強く書かれた甲斐市立双葉中学校の当時3年生だった小林青葉さんの作品や、富士山の美しさを白い漢字の詩で表現した四川省の王浩霖さん(当時16)の作品などが展示されています。
また、四川省の王一笑さん(当時7)の絵画には「中日友好」と漢字が1文字ずつ書かれたランタンが夜空に浮かび、子どもたちを照らす様子が描かれています。
県国際戦略グループの羽田勝也国際戦略監は「富士山や日中友好をテーマにした作品もあるので、中国の子どもたちを身近に感じてもらいたい」と話していました。
この展覧会は今月11日まで開かれています。