山梨 丹波山村長選挙 無所属新人の木下喜人氏が初当選

任期満了にともなう丹波山村の村長選挙は、4日投票が行われ、無所属の新人の木下喜人氏が初めての当選を果たしました。

丹波山村長選挙の開票結果です。
木下喜人、無所属・新、当選。214票。
岡部岳志、無所属・現、211票。
今回は平成21年以来、14年ぶりの選挙戦となり、新人の木下氏が現職の岡部氏を3票差で抑えて初めての当選を果たしました。
木下氏は、丹波山村出身の59歳。
平成元年から村役場に勤務し、村の総務課長などを経て、今回の村長選に初めて立候補しました。
選挙戦では、観光地を整備して地域の活性化を進めることや空き家を活用して高齢者の居場所を増やすことなどを公約に掲げ、初めての当選を果たしました。
木下氏は「人口減少については、この村の活性化に向けて稼げる村づくり、観光をメインとした産業や若い人が働ける雇用をつくりたい。公約どおり誰1人取り残さない村政を目指して頑張っていきたい」と話していました。
丹波山村の選挙管理委員会によりますと投票率は92.22%と、選挙戦となった平成21年の92.27%とほぼ同じ水準となりました。