ジェットコースター緊急停止 終日運転休止 再開見通し立たず

28日、富士吉田市の遊園地、富士急ハイランドでジェットコースターが地上70メートル付近で緊急停止するトラブルがあり、遊園地を運営する会社は原因の調査や安全確認のため、29日終日、運転を休止しました。
30日以降も運転再開の見通しは立っていないということで、会社は「点検を実施し安全安心を第一に運営していく」とコメントしています。

トラブルがあったのは、富士吉田市にある富士急ハイランドのジェットコースター、「キング・オブ・コースター・FUJIYAMA」で、28日午後7時前、ジェットコースターの車両が地上70メートル付近まで上っている途中、安全装置が作動して緊急停止しました。
この車両には17人が乗車していましたが、全員が係員に誘導にされ、およそ1時間かけて歩いて地上におりました。
けが人はいませんでした。
遊園地を運営する会社は29日終日、このジェットコースターの運転を休止して、原因を詳しく調べるとともに安全の確認を進めています。
また、30日以降も運転再開の見通しは立っていないということです。
このジェットコースターでは、2005年の9月にも安全装置が作動して止まったトラブルがあったということで、会社は「しっかりとした点検を行い、お客様の安全と安心を第一に運営していく」とコメントしています。