市川三郷町特産のとうもろこし「甘々娘」 販売始まる

市川三郷町で、甘さと柔らかさが特徴で特産のとうもろこし「甘々娘」の販売が、地元の直売所で始まりました。

市川三郷町で栽培されている特産のとうもろこし「甘々娘」は、甘みが強く柔らかいため、生でも食べられるのが特徴です。
町内にあるJA山梨みらいの市川三郷経済センターには、臨時の直売所が設けられ、販売が始まる午前10時には長い行列ができました。
直売所には、29日朝収穫されたばかりの甘々娘が運び込まれ、12本入りが1箱4200円で販売されました。
ことしは肥料などの高騰のため、去年と比べて600円値上がりしましたが、通常よりも2割ほど安いということで、訪れた人たちが次々に買い求め、用意されていた80箱が30分ほどで完売しました。
川崎市から来た夫婦は「うわさを聞いて、今年初めて買いに来ました。食べるのが楽しみです」と話していました。
また、静岡県富士宮市から来た夫婦は「おいしいので、毎年買いに来ています」と話していました。
JA山梨みらい市川三郷経済センターの一之瀬辰美センター長は「ことしは天候にも恵まれ、おいしい甘々娘ができたので、皆さんに食べてもらいたい」と話していました。
臨時の直売所では来月15日まで火曜日と土曜日を除いて甘々娘を販売する予定だということです。