園児たちがとうもろこしの房間引く作業を手伝い 市川三郷町

市川三郷町で、保育園児たちが特産のとうもろこし、「甘々娘」の房を間引く作業を手伝いました。

市川三郷町特産の「甘々娘」は、これから本格的な収穫期を迎えますが、生産者は、1本の茎に1つの実がしっかりつくように房を間引く作業をしています。
24日は、町内にある三珠保育所の園児25人が、保育所の前にある畑に集まり、間引き作業を手伝う体験をしました。
この畑では、およそ1800株の甘々娘が栽培されていて、園児たちは1メートル50センチほどの高さにまで伸びた、とうもろこしの畑の中に入り、間引かれていた房を拾い集めました。
園児たちは元気な声を上げながらたくさんの房を両手いっぱいに抱えて運び、コンテナに次々入れていました。
およそ40分ほどの作業で用意した10個のコンテナはいっぱいになったということで、園児たちは「採ったぞ」と声を上げながら、記念写真を撮っていました。
三珠保育所の藤巻なおみ所長は、「子どもたちには、こうした貴重な体験ができることに感謝する気持ちを忘れずにいてもらいたいです」と話していました。
集められた房に入っているベビーコーンは、園児たちが家に持ち帰り食べてもらうということです。