日蓮の身延山入山750年を記念 久遠寺で若い僧侶が行脚

日蓮聖人の身延山への入山から750年がたつのを記念した行列が身延町で行われました。

日蓮宗を開いた日蓮聖人は鎌倉時代に身延山に入山しました。
750年がたつのを記念して、全国の若い僧侶でつくる団体は佐渡や鎌倉など全国の日蓮聖人ゆかりの地の行脚をことし3月から続けていて、締めくくりとして17日、身延山久遠寺にたどり着きました。
集まった僧侶およそ270人はうちわ太鼓を鳴らしながら参道を進みました。
道沿いに集まった人は手を合わせて僧侶たちの姿を見守っていました。
僧侶たちは最後に寺の三門を出て287段の石段をのぼると本堂の前で行脚の無事を報告しました。
全国日蓮宗青年会の横井通泱会長は「日蓮聖人への誓いを胸に佐渡や鎌倉などをめぐってきょう、ここに来ました」と話していました。
身延山久遠寺では来月にかけて記念行事が続き、寺での音楽コンサートも予定されています。