展示された壁紙こいのぼり 手作りした園児たちが見学

こどもの日を前に、保育園や幼稚園の子どもたちが手作りした、壁に貼ったこいのぼりが甲府市の県立文学館に展示され、作品を作った子どもたちが見学に訪れました。

この展示は、甲府市の県立文学館が、子どもたちにこいのぼりを楽しんでもらおうと去年から行っていて、2階のロビーには甲府あら川保育園と、くがわしんとく幼稚園、貢川幼稚園の園児あわせておよそ100人が手作りした6つの作品が展示されています。
作品は、赤や青の紙で作った、長さが160センチほどのこいのぼりに子どもたちが手作りしたうろこが加えられていて、絵の具で手形をつけたものやケーキのリボンやお菓子の包み紙を貼って立体的に表現したもの、それにクレヨンで描いた自分の似顔絵をうろこに見立てたものもあります。
2日は、くがわしんとく幼稚園の園児およそ40人が見学に訪れ、思い思いに彩られたこいのぼりに近づいて見ていました。
見学に訪れた6歳の女の子は「作っている時も楽しかった。模様がきれいでした」と話していました。
また、5歳の女の子は「みんなに見てもらえてうれしかった。虹が貼ってあるものが面白かった」と話していました。
このこいのぼりは、来月4日まで展示されるということです。