甲府市役所にこいのぼり掲揚
こどもの日を前に、子どもたちの健やかな成長を願って甲府市役所にこいのぼりが掲げられ、地元の保育所の園児たちが合唱を披露しました。
甲府市と市の民生委員と児童委員の協議会などは子どもを取り巻く環境について考える来月5日から11日の児童福祉週間にあわせて、毎年、市役所にこいのぼりを掲げています。
28日は中央保育所の園児16人が参加して掲揚式が行われ、甲府市の樋口雄一市長は「子ども最優先でまちづくりを進めてきました。こいのぼりをシンボルとしてこの思いを伝え、将来この子どもたちが甲府を力強く担うまちづくりをやっていきたい」とあいさつしました。
続いて代表の園児3人と市長などがロープをひくと、高さ10メートルのポールに赤や青など色とりどりの5匹のこいのぼりが上がり青空を泳いでいました。
園児は、このあとこいのぼりを眺めながら童謡の「こいのぼり」を合唱し、元気な歌声を響かせていました。
甲府市主任児童委員連絡協議会の小野正文会長は「天高く泳ぐこいのぼりを見ながら子どもが健やかに育つよう願ってくれればうれしいです。子どもたちには今しかできない貴重な体験をしてほしい」と話していました。
このこいのぼりは28日から来月11日まで掲げられます。