都留市職員にコロナ感染拡大 10日は87人欠勤 業務に影響

都留市役所の職員の間で新型コロナウイルスの感染が拡大し、10日欠勤した職員が87人に上って、一部の窓口業務に影響が出ており、市は「健康に不安がある市民の不要不急の来庁は控えてほしい」としています。

都留市によりますと今月3日以降、本庁舎といきいきプラザ都留に勤務する職員の間で感染が拡大し、10日正午の時点で感染確認が82人、濃厚接触者が5人と、職員の4分の1にあたる、あわせて87人が欠勤しました。
感染は市民課や健康子育て課など窓口対応を行う課でも広がり、市は課を越えた応援で対応していますが、住所変更などの来庁者が増える時期でもあり、一部の窓口で対応に時間がかかる場合や、担当職員がいない場合があるということです。
このため市は、毎週水曜日に午後7時まで延長している市民課の窓口対応を今月いっぱい休止にしました。
市は、感染が拡大した要因は特定できていないものの、人事異動の時期と重なり、職場や飲食を伴う会合などで感染が広がった可能性があるということで、今後も引き続き検温やマスクの着用などの対策を徹底するほか、不要不急の会議の開催を延期するよう通知しました。
市は「市民の皆様にはご不便やご心配をおかけしおわび申し上げます。感染収束に万全を期しますが、健康に不安のある方などは不要不急の来庁を控えるなど協力をお願いしたい」と呼びかけています。