新型コロナ 山梨県が第6波以降の感染状況や対策の検証を公表

新型コロナ 山梨県が第6波以降の感染状況や対策の検証を公表

山梨県は新型コロナウイルスのオミクロン株が広がった去年はじめからの第6波以降の感染状況や対策の検証を取りまとめました。
60代以上ではワクチン接種の回数が3回以上の人ほど亡くなった割合が低く一定の重症化予防の効果があったと分析しています。

山梨県感染症対策センターは新型コロナのオミクロン株が主流となった去年1月から先月末までの第6波から第8波の感染状況や対策の検証をまとめ31日、県のホームページに公表しました。
それによりますと、この期間の感染者数は18万3290人でそれまでに県内で感染が確認された総数18万8454人の97%を占めています。
1日当たりの感染者数はことし1月6日の2201人が最多で、第7波と第8波では感染が急拡大する傾向が見られましたが、入院した人の割合は第6波で7.2%、第7波と第8波ではそれぞれ1.9%と重症化する割合は低くなっています。
さらに、年代別に調べてみますと10代未満の感染率が最も高く、年代が低くなるほど感染率は高くなっています。
一方でこの期間に20代以下の死者は出ておらず、感染者に占める亡くなった人の割合は高齢の年代の方が高くなりました。
また第6波と第7波で亡くなった60代以上の人についてワクチンの接種回数を確認すると、3回以上接種した人は2回以下の人に比べて亡くなる割合が低く、県は、一定の重症化予防の効果があったと分析しています。
県感染症対策センターは「客観的なデータを分析し、検証することで新型コロナの実像を把握することが重要だ。知見を蓄積し、今後の新興感染症への対策にも生かしていく」としています。