上野原の消防署で部下をたたくなどパワハラ 2人を懲戒処分に
上野原市は、市内の消防署に勤務する消防司令ら2人が部下を竹の棒でたたくなどパワーハラスメントを行ったとして、15日付けで2人を減給などの懲戒処分にしました。
懲戒処分を受けたのは上野原市消防本部上野原消防署に勤務する50代の消防司令と30代の消防士長の2人です。
市によりますと、2人は去年までの4年間に部下の20代の職員を竹の棒でたたくなどしていたということです。
去年6月、被害を受けてきたことを職員が市消防本部に伝えて発覚し、市は関係者に聞き取り調査を行いました。
その結果、パワーハラスメントにあたると判断して15日付けで消防司令を減給に、消防士長を戒告の懲戒処分にしました。
上野原市の村上信行市長は「このような事案が生じたことを大変重く受け止め、深くおわび申し上げます。再びこうした事案を起こさないよう再発防止に取り組みます」とコメントしています。