厳しい冷え込み 水道管凍結相次ぐ 防止対策呼びかけ
厳しい冷え込みの影響で甲府市を中心に住宅などの水道管の凍結が相次いでいて、市の上下水道局は、凍結防止の対策をとったうえで、凍結した場合は自然にとけるのを待つよう呼びかけています。
甲府市などを管轄する甲府市上下水道局によりますと、厳しい冷え込みとなった25日、午後5時までに、水道管の凍結で水が出ないという問い合わせが86件、水道管の破損で漏水したという問い合わせが14件、寄せられたということです。
厳しい寒さは来週にかけて続く見通しで、上下水道局では、鉛筆の芯の太さ程度の水を出しておくなどして凍結防止の対策をとるよう呼びかけています。
そして、水道管が凍結した場合は自然にとけるのを待ち、破損して修理の依頼先が分からない場合は上下水道局に連絡してほしいとしています。
また、東京ガス山梨によりますと、25日午後5時までに県内の供給エリアの利用者から「お湯が出ない」などといった給湯器の凍結とみられる問い合わせが、あわせて100件近く寄せられたということです。
東京ガス山梨では凍結を予防する方法をホームページで紹介するとともに、万が一、凍結した場合には、自然にとけるのを待つか契約しているガス会社に問い合わせるよう呼びかけています。