「歌会始」 県内から最年少で選出の中学2年生の短歌披露

新春恒例の「歌会始」が18日、皇居で行われ、最年少で選ばれた北杜市の中学2年生、小宮山碧生さんの短歌が披露されました。

ことしの「歌会始」のお題は「友」で、全国と海外から1万5000首あまりの短歌が寄せられました。
この中で、入選した10人の歌が天皇皇后両陛下や皇族方の前で古式にのっとって披露されました。
最年少で選ばれた北杜市の中学2年生、小宮山碧生さん(14)は、同じ漫画が好きなことがきっかけで仲良くなったクラスメートを思い浮かべながら、「友の呼ぶ僕のあだ名はわるくない 他のやつには呼ばせないけど」と詠みました。
このあとの記者会見で、小宮山さんは、「歌の中で、あだ名について詠んだのですが、天皇陛下から中学生のころのあだ名を教えてもらいました。趣味に関連して友だちから『じい』というあだ名をつけてもらったということで、天皇陛下にもあだ名があったんだなと親近感がわきました」と話していました。