日本と南米の大学生 ワインなど地域ビジネス提案 甲府

日本と南米の大学生が、ワインなど山梨県の特産品の海外での売り上げを伸ばすアイデアを発表するイベントが甲府市で開かれました。

この催しは、ビジネスを通じて学生どうしの国際交流を進めようと開かれたもので、南米のブラジル、アルゼンチン、コロンビアと日本の大学生、20人余りが参加しました。
学生たちはグループに分かれて、ワインなど山梨県の特産品を南米で販売する想定で、売り上げを伸ばすアイデアを発表しました。
このうち、日本酒については外国人が購入しやすいように、180ミリリットル入りの瓶で輸出することや、現地でよく食べられているピザやトルティーヤと日本酒をあわせるといったアイデアが出されました。
またワインについては、ラベルのデザインに富士山や日の出など和のデザインを用いることが提案されました。
参加した日本の大学生は「文化や言語が異なる中で考えをすり合わせることが大変だった。今後は海外で活躍できる人材を目指したい」と話していました。