ネット上の仮想空間「メタバース」活用した作品展 県立美術館

インターネット上の仮想空間「メタバース」を活用した作品展が、今月末から一般公開されるのを前に、メタバース上の美術館で25日、報道機関に公開されました。

県立美術館では、展示にメタバースを活用する取り組みが進められていて、25日は市川三郷町出身の現代美術作家、たかくらかずきさんの作品展が一般公開を前に報道機関に公開されました。
作品は、仏像や妖怪をモチーフに、立体のほかテレビゲームのグラフィックを思わせる「ドット絵」で表現されていて、作家自身がデザインしたメタバース上の美術館に展示されています。
展示は、立体作品を回転させるほか紹介文を宙に浮かせるなどメタバースならではの方法でも行われ、部屋の大きさなども簡単に変更できるということで、県立美術館では、この作品展を通じて展示の可能性を探りたいとしています。
現代美術作家のたかくらかずきさんは、「現実の美術館とは違う体験になると思う。デジタルの質感を体験してほしい」と話していました。
この作品展は今月末から一般公開され、スマートフォンやパソコンなどから無料で楽しめるということです。
また、来年2月末からは、作品展をVR=バーチャルリアリティー専用のゴーグルをつけて体験できるコーナーが県立美術館に設けられるほか、作家とのワークショップなども予定されていて、メタバースを活用した取り組みが本格化するということです。