障害のある人たちの絵画や工芸などの作品展 市川三郷町
障害のある人たちが日頃の活動で描いたり作ったりした絵画や工芸などの作品展が市川三郷町で開かれています。
作品展はモノづくりなどを通して障害のある人たちの相談や生活支援の活動をしている市川三郷町地域活動支援センター「アルテスパティオ」が開いています。
会場にはふだんからセンターを利用している12人の絵画や陶芸などの作品が展示されています。
絵画は彩り豊かに人物やイメージを描いた独創的な作品が並び、段ボールを利用して組み立てた額縁におさめられています。
陶芸ではたくさん穴が空いた球体の半分の内側でロウソクを灯すものやコーヒーカップなどが展示されています。
また、簡素な木製の機織り機で織る「さをり織り」のコーナーでは、織物で作った服などカラフルな作品が展示され、訪れた人たちは興味深そうに鑑賞したり、実際に機織り機を動かしたりしていました。
市川三郷町地域活動支援センターの鈴木美枝センター長は「この催しはセンターの利用者の一年間の成果を発表する場で皆さんの成長ぶりを町民にアピールしていきたいです」などと話していました。
この「アルテスパティオの仲間たち展」は今月26日まで市川三郷町の生涯学習センターで開かれています。