中東4か国の大使 二酸化炭素出さずに水素製造する装置を視察

中東4か国の駐日大使などが14日、山梨県を訪れ、再生可能エネルギーを活用して二酸化炭素を出さずに水素を製造する設備を視察しました。

この視察は山梨の環境先進技術などを世界に発信しようと県が企画し、オマーン、カタール、クウェート、それにバーレーンのあわせて4カ国の大使などが参加しました。
大使らは14日午前、甲府市の米倉山を訪れ、太陽光などの再生可能エネルギーから得られた電力で水を電気分解して水素を製造する設備を視察しました。
この水素製造技術は県と民間企業が連携して研究を進めていて「P2Gシステム」と呼ばれています。
県の担当者はP2Gシステムは製造過程で二酸化炭素をまったく排出しないため、地球温暖化対策を進めるうえで有効な技術であることや施設で製造された水素がすでに県内の工場やスーパーマーケットで活用されていることなどを説明しました。
大使らは水素を作るのに必要な水の量などを熱心に質問していました。
オマーンのモハメッド・アルブサイディ特命全権大使は「オマーンは水素に高い関心を持っているので、山梨県や日本の企業と協力していきたい。P2Gシステムは将来のエネルギー技術に非常に大きな影響をもたらすと感じている」と話していました。