障害者文化芸術フェスティバル開幕 さまざまな活動発表 甲府
障害のある人たちが県内で行うさまざまな活動を発表する「障害者文化芸術フェスティバル」が、4日から甲府市で始まりました。
このフェスティバルは、障害のある人たちが芸術や文化に触れたり発表したりする場を増やそうと、県が今月の「やまなし文化芸術推進月間」に合わせて開きました。
初日の4日は、甲府駅北口の広場でオープニングセレモニーが行われ山梨県障害者福祉協会の竹内正直理事長が「ここに寄せられた作品や技術や技巧を凝らした腕前は県民あげての支援や声援によってまるで宝石のように磨き上げられたものです」とあいさつしました。
このあと、障害のある人たちでつくる上野原市のグループが曲に合わせて体を大きく使うダンスを披露し、観客はリズムに合わせて手拍子をして楽しんでいました。
4日から2日間予定しているフェスティバルでは、県内の障害者施設などで手作りした菓子や小物などが販売されるほか、5日は、知的障害のある人が参加するロックバンド、「サルサガムテープ」によるライブ演奏も行われます。
県障害福祉課の山本英治課長は「障害のある人が取り組んでいる文化芸術活動がここに集結しているのでぜひ足を運んで楽しんでいただければ」と話していました。