保育園児が地元の川にアマゴを放流 市川三郷町
市川三郷町で、保育園児たちが28日、地元の川でアマゴの放流を行いました。
市川三郷町を流れる芦川では、地元の住民グループが子どもたちに自然や生き物に親しんでもらおうと、毎年この時期にアマゴの放流を行っていて、町内の2つの保育所から年長の園児あわせて24人が参加しました。
28日は体長10センチほどのアマゴおよそ450匹が用意され、子どもたちはアマゴをバケツで受け取りました。
そして、川岸に並んで、「元気に育ってね、バイバイ」などと声をかけながら、一斉に川に放流していました。
大塚保育所の依田奈保子所長は、「子どもたちには、この地域ならではの貴重な体験を忘れることなく、豊かな自然を大切にできるよう育ってほしいです」と話していました。
28日に放流されたアマゴは、来年3月の渓流釣り解禁の頃には15センチから20センチほどに育つということです。