猫処分ゼロへ ミルクボランティアの取り組み 効果発揮

20日から26日までの1週間は動物愛護週間です。
猫の殺処分ゼロに向け、子猫を世話して新しい飼い主へ引き渡すミルクボランティアという県の取り組みが、処分数の減少に効果を発揮しています。

ミルクボランティアは県に保護された猫のうち最も手がかかる子猫を預かり、生後2か月程度まで育ててもらうもので、県内ではおととし6月から始まり、今年度は47の個人と団体が登録しています。
県動物愛護指導センターによりますと、保護される猫の多くが子猫で手間がかかるため、県の施設では世話が難しく、取り組みが始まるまではやむなく処分されていたということです。
昨年度、県内で保護された猫が処分された数は56匹と、取り組みが始まる前の令和元年度のおよそ4分の1程度に減少しています。
一方で、生後2か月までの子猫の世話は排せつの補助や1日に7回前後、3時間ごとにミルクを与える必要があり、日中家にいる人でなければミルクボランティアになることは難しく、繁殖期には預けきれない猫もいるということです。
県動物愛護指導センターの浅山光一所長は「命をつなげるミルクボランティアの協力は本当にありがたい。1人で世話できる猫の数にも限界があるので、多くの方に挑戦してもらい殺処分をゼロに近づけたい」としています。