AIで会計まで無人で行うコンビニ 山梨県立大学で実証実験

山梨県立大学で、AI=人工知能が客が選んだ商品を自動で認識し、会計まで無人で行う新しい形式のコンビニの実証実験が行われています。

4日公開されたのは、東京・港区のIT企業が開発した「無人コンビニシステム」です。
これは商品の棚に設置されたカメラやセンサーの情報から、AI=人工知能が客がどの商品を選んだかを自動で認識するシステムで、商品を手に取ると自動で会計の端末に合計金額が表示されます。
実証実験は、IT企業と県が連携して徒歩圏内に小売店がない甲府市の山梨県立大学で行われていて、4日、報道機関に公開されました。
キャンパス内のカフェテリヤに設置された商品棚には、菓子やカップラーメンなど20種類の商品が並べられ、学生が品物を手に取って会計の端末に近づくと、QRコードが表示され決済していました。
利用した学生は「初めて利用したが、店員のいない環境で買い物するのは新鮮だった。新型コロナの感染拡大が続く中で、非接触で買い物ができると助かる人もいると思う」と話していました。
IT企業の山浦真由子代表取締役は「周りに店がない場所や長時間営業できない店にシステムを置くことで客と店の双方にメリットが生まれるので、人口減少や働き手不足の中での課題解決に貢献したい」と話していました。
実証実験は今月19日まで行われ、企業は購買行動や売り上げのデータを収集したうえで、将来的には大学や病院などでの導入を目指すということです。