リニア早期開業に向け 静岡工区の課題解決を決議

リニア中央新幹線の計画を促進する県や県内すべての市町村などでつくる団体の定期総会が開かれ、JR東海や国に対して静岡県が着工を認めていない工区の課題解決などに向けた決議が採択されました。

リニア中央新幹線の早期開業を目指して計画を促進する「建設促進山梨県期成同盟会」の総会には、会長を務める長崎知事をはじめ、県内の自治体やJR東海などの関係者およそ170人が出席しました。
長崎知事は、静岡県が着工を認めていない工区について「静岡県の水資源に対する新たな方策が示されるとともに国の有識者会議で環境保全に関する議論も始まり新たな動きも出てきている。会としても静岡県とJR東海の課題解決や1日も早い事業着手を働きかけていきたい」と述べました。
これに対し、JR東海の宇野護副社長は「静岡県や地元の皆さんの懸念が払拭されるように早期の着手に向けて取り組んでいきたい」と述べました。
総会では、リニア中央新幹線の開業に向けた議決が行われ、JR東海や国に対して静岡県との課題解決のための協議や調整などを進めることや工事の事故防止に万全を期し、沿線地域に対する丁寧な説明に努めることなどを求める決議を採択しました。