身延町 砂の中から砂金見つけ出す大会

大人から子どもまでが参加して砂の中から砂金を見つけ出す数を競いあう大会が週末、身延町で開かれました。

この大会は、戦国時代に金山として栄えた身延町の湯之奥金山博物館が毎年開いているイベントで、週末の土曜日、全国からおよそ180人が参加しました。
競技は小中学生の「ジュニアの部」と高校生以上の「一般の部」に分かれて行われ、制限時間10分以内にいかに一粒でも多くの砂金を見つけられるかを争います。
笛の合図とともに、まずジュニアの競技が始まり、小中学生たちはバケツに入った砂を専用の皿に入れ、水槽の水の中で皿を揺すって真剣な表情で砂金を探していました。
中には、5分足らずで数粒見つけていた子どももいました。
この後、一般の部が行われ、何回も参加しているベテランの選手は慣れた手つきで皿を回し、素早く砂金を見つけ出していました。
子どもたちは「難しくて一粒しか採れませんでした」とか「6粒採れましたが時間制限があるので焦りました」などと話していました。
また、以前にも大会に参加したことがある愛知県の男性は「砂金掘りはスピードと砂金を取りこぼさない技術が重要です。久しぶりに来られてよかったです」と話していました。