「富士登山競走」3年ぶりに開催 約2300人が健脚競う

富士山のふもと富士吉田市から山頂などを目指して駆け上がる「富士登山競走」が3年ぶりに行われ、およそ2300人のランナーが健脚を競いました。

「富士登山競走」はゴールまでの標高差などから日本一過酷とも称される山岳レースで、例年、国内外から多くのランナーが集まりますが、新型コロナウイルスの影響で去年まで中止が続いていました。
ことしは参加者を例年の半分ほどのおよそ2300人に減らすなど、感染防止対策をとりながら、29日、3年ぶりに行われ、ランナーたちは、号砲とともに富士吉田市役所をスタートしました。
レースは山頂までの21キロ、標高差3000メートルほどのコースと、5合目までの15キロ、標高差1500メートルほどのコースに分かれて行われました。
29日の午前中は雲ひとつない快晴となり、ランナーたちは時折きつそうな表情を浮かべながら、それぞれのペースで駆け上がっていました。
主催者によりますと、山頂までのコースの優勝タイムは、男性が2時間51分50秒、女性が3時間15分12秒で、完走率は44.9%でした。
また、5合目までのコースの優勝タイムは、男性が1時間21分40秒、女性が1時間44分52秒で、完走率は97.2%でした。
5合目までのレースに参加した岐阜県の40代の男性は、「3年ぶりに参加できて良かったです。全国のつわものと競い合えるので、富士登山競走はとても刺激になります」と話していました。