県内農家が育てた肉牛の品質競う審査会 笛吹

山梨県内の農家が育てた肉牛の品質を競う審査会が笛吹市で行われました。

この審査会は、県内の生産者どうしの交流を深め生産意欲を高めるととともに技術の向上を図ろうと、JA全農やまなしなどが昭和47年から毎年行っていて、ことしで50回目を迎えました。
笛吹市にある食肉流通センターで開かれた審査会には、生後18か月以上の黒毛和牛など県内の32軒の農家が育てた合わせて70頭分の枝肉が出品されました。
審査員はそれぞれを懐中電灯で照らしながら肉づきや色合い、それに脂の入り具合を詳しく調べていました。
審査の結果、13頭が入賞し、このうち北杜市の渡辺三夫さんの肉牛が最上位の金賞に選ばれました。
出品された枝肉は早速競りにかけられ、金賞の枝肉は1キロ当たり3600円で競り落とされたということです。
審査員を務めたJA全農やまなし米穀畜産課の山田格課長は「生産者が丹精した本当にいいものが出そろった。県産牛のブランド価値を高めて多くの人に認知してほしい」と話していました。
また、出品者の代表の猪股重教さんは「新型コロナやウクライナ侵攻などで生産単価が上がっていて農家の経営が苦しくなっているので、たくさん食べてもらい消費拡大につながってほしい」と話していました。