「学校日誌で振り返る八月十五日」 笛吹市で展示会

太平洋戦争中の小学校の活動が綴られた日誌や戦地で亡くなった人たちの遺品などを集めた展示会が笛吹市で開かれています。

この展示会は、戦争の悲惨さや平和の尊さを考えてもらおうと、終戦の日間近のこの時期に笛吹市春日居郷土館が毎年開いているものです。
ことしは『学校日誌で振り返る八月十五日』と題して、地元の小学校などから寄贈された資料や笛吹市から戦地に赴いていった人たちの遺品など1200点あまりを展示しています。
このうち、一宮北小学校などから寄贈された学校日誌には、8月15日に終戦を告げる玉音放送を学校全体で聞いたことが記されています。
また、八代小学校の日誌には、同じ日に「生徒たちが黙っていて元気がない」と記録されていて、終戦を迎えた日の子どもたちの様子がわかる資料となっています。
このほか、海軍航空隊に出征した笛吹市の鎮目嘉雄さんの遺族から提供された、日の丸に書かれた寄せ書きも展示されています。
企画した笛吹市教育委員会の文化財担当内田裕一さんは「当時の記録を読んでもらい、戦争と平和について考える一つのきっかけになれば」と話していました。
この展示会は来月29日まで開かれています。