リニア中央新幹線の品川と甲府間先行開業に長崎知事前向き姿勢

静岡県が県内での着工を認めていないリニア中央新幹線について、長崎知事は7日の県議会で、品川と甲府の間の先行開業について、「実現にあたっては様々な布石を打っていく必要がある」と述べ、前向きな姿勢を示しました。

7日、県議会の代表質問で「自民党誠心会」の会派の議員がリニア中央新幹線の品川と甲府の間の先行開業についての考えを質問しました。
長崎知事は、品川から甲府までの区間と甲府より西の区間の完成時期がどの程度ずれるかについて明らかにされていないとした上で「山梨県としての努力はもちろん国の応援とJR東海の理解が不可欠だ」と述べました。
その上で、先月、県内に小型の旅客機などが離着陸できる空港や滑走路をつくるための検討を始めると発表したことに触れ、「先行開業の実現にあたってはこうした様々な布石を打っていく必要がある」と述べ、先行開業の実現に前向きな姿勢を示しました。
一方、「自由民主党・山梨」の会派の議員は、県産の農作物について、生産環境や栽培技術についてのデータを収集して活用する「データ農業」にどのように取り組んでいるか質問しました。
これについて長崎知事は、シャインマスカットやきゅうりについて、今年度から県立の施設などでデータを収集するなどの取り組みを始めていて、令和6年度には、10アールあたりで露地栽培のシャインマスカットは平均的な収穫量の2倍にあたる3トン、ハウス栽培のきゅうりは3倍にあたる50トンの生産量を目指すと明らかにしました。