SNSによる犯罪や被害防止を呼びかけるイラスト展

県内の中学生や高校生が描いたSNSによる犯罪や被害の防止を呼びかけるイラストの展示が18日から高知市で始まりました。

高知市のオーテピア高知図書館で開かれている展示には、県警察本部がSNSによる犯罪や被害の防止をテーマに県内の中学生と高校生から募集したイラスト76点が展示されています。

このうち春野高校の生徒の「なりすましに騙されないで」と呼びかける作品は、中年の男性がSNS上では高校生を装っている様子を描き、SNSで見知らぬ人と会話をすることへの注意を呼びかけています。

また、岡豊高校の生徒の「悪意の沼に溺れるな」と呼びかける作品は、スマートフォンの中に溺れそうな女性を描くことで、SNSの闇の部分に引き込まれないよう注意を促しているということです。

県警察本部少年課の殿村健企画担当課長補佐は、「子どもたちがSNSをはじめとしたインターネットの犯罪の被害にあったり、加害者になったりしないためのきっかけにしてほしい。イラストを見て、子どもたちが被害に巻き込まれないように家庭で話をしてもらいたい」と話していました。

この展示会は7月30日まで開かれています。