小学生が中学校のプールで授業中に死亡 校長が全校児童に謝罪

高知市の小学生が水深の深い中学校のプールで行われた水泳の授業中に溺れて死亡した事故を受け、小学校は8日、全校児童に対し、事故を謝罪するとともに、不安を感じるときはスクールカウンセラーに相談するよう呼びかけました。

7月5日、高知市の長浜小学校の4年生の男子児童が水泳の授業中に溺れて死亡する事故が起きました。

男子児童の通う小学校ではプールのろ過ポンプが故障していたため、小学校のプールより10センチほど深い近くの中学校のプールで授業を行っていました。

この事故を受け、8日の朝、長浜小学校では中村仁也校長が全校放送で「大切な命がなくなってしまった。申し訳ございせん」と謝罪するとともに、全校で亡くなった男子児童に黙とうをささげました。

また、全校児童に対し、精神面で不安を感じる時はスクールカウンセラーへ相談してほしいと呼びかけたということです。

事故を受けて、高知市の教育委員会は、市内の小中学校などですでに今年度の水泳の授業を中止することを決めていますが、県の教育委員会は8日、市町村の教育委員会に対し、水泳の授業中の安全管理を徹底するよう求める通知を出しました。

通知では、プール全体を見渡すことができる監視者の配置や、泳ぎの苦手な児童に対する安全確認などを求めています。

県教育委員会の長岡幹泰教育長は「学校での授業中に児童が亡くなるという重大かつ深刻な結果となったことを考えると必要な安全管理が行われていなかったものと言わざるを得ない。引き続き学校における水泳事故の防止と安全管理について徹底していく」とコメントしています。