視覚障害者が新紙幣の特徴学ぶ

20年ぶりに新しい紙幣が発行されたことを受けて、目の不自由な人たちが指で触れて紙幣の種類の違いを学ぶ講座が高知市で行われました。

この講座は、新たな紙幣に誰でも利用しやすい「ユニバーサルデザイン」が導入されたことを受けて開かれ、8日は、高知市の視覚障害者の就労支援施設などに通う10人が参加しました。

講座は四国銀行旭支店の麻岡浩二主任が講師を務め、新たな紙幣に印刷された凹凸のある11本の斜めの線や数字の部分に触ることでどの種類の紙幣か見分けやすくなっていることを紹介しました。

このあと、参加者たちは手元に配られた千円札、五千円札、一万円札の表と裏を入念に触れながら新紙幣の感触や種類の違いを確かめていました。

参加した50代の女性は「前の紙幣は五千円札と一万円札で区別しづらかったですが、新しい紙幣は全盲の私たちにもとても分かりやすくなりました」と話していました。

講師を務めた麻岡さんは「目の不自由な人たちが新紙幣を触って識別できていたので早く流通してほしい」と話していました。