ミステリー雑誌「ムー」企画展の内覧会 県立文学館

UFOや超能力などを取り上げたミステリー雑誌の歴史や魅力を紹介する企画展が、6日から始まるのを前に5日、内覧会が開かれました。

6日から始まる「ムー」展はUFOや未確認動物、超能力などを取り上げた雑誌「ムー」の創刊45年を記念して高知県立文学館で開かれ、資料やフィギュアなどおよそ200点が展示されます。

このうち、1970年代に超能力ブームを引き起こした世界的な超能力者、ユリ・ゲラーが曲げたスプーンが展示されています。

また1972年、高知市介良でUFOが目撃された「介良事件」の内容がパネルで紹介され、当時の証言をもとに作られたUFOの模型も展示されています。

このほか、県出身の作家、田中貢太郎の「日本怪談全集」や、県内の妖怪をまとめた「土佐化物絵本」など、高知ならではの謎と不思議も紹介されています。

「webムー編集部」の望月哲史編集長は「ムーは世界各地の超常現象などを扱っていますがその地域のローカルな不思議なことについても注目してもらえると楽しいと思います」と話していました。

この企画展は6日からことし9月16日まで開かれます。