元日本代表の選手ら招き小学生がサッカーで交流深める催し

サッカー女子の日本代表・「なでしこジャパン」で活躍した川澄奈穂美選手などを講師に招いて、県内の小学生がサッカーを通じて交流を深めようという催しが佐川町で開かれました。

佐川町と土佐清水市が企画したこの催しには、それぞれの市と町のサッカークラブに所属している小学生およそ60人が参加しました。

会場となった佐川町の「スポーツパークさかわ」に講師として招かれたのは、サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」で活躍した川澄奈穂美選手とパリオリンピックのメンバーに選ばれた平尾知佳選手です。

子どもたちは、川澄選手からドリブルやフェイントのコツについて学んだほか、ゴールキーパーの平尾選手にシュートを打つ練習ではプロの高い技術力を体験していました。

このあと、子どもたちは8チームに分かれて試合を行い、交流を深めていました。

参加した小学5年生の女の子は「サッカーが楽しいことに気づきました。ポジションを決めたり、名前を聞いたりして交流できました」と話していました。

川澄選手は「子どもたちが積極的で、仲間に思いやりのある言葉をかけていた」と話していました。

平尾選手は「サッカーを通じて2つのまちがつながれるイベントに関わることができて良かった。一歩一歩成長してほしい」と話していました。