強制わいせつ容疑で逮捕の運動部監督 不起訴 高知地検

去年6月、県内の私立中学・高校で女子部員の体を触るなどのわいせつな行為をしたとして強制わいせつの疑いで逮捕された運動部の監督について、検察は3日不起訴にしました。

去年6月、県内の私立中学・高校で女子運動部の監督を務めていた41歳の男性が、学校の中でマッサージと称して女子部員に体を触るなどのわいせつな行為をしたとして強制わいせつの疑いで逮捕され、その後、釈放されて任意での捜査が続いていました。

この男性について高知地方検察庁は3日付けで不起訴にしました。

検察は不起訴の理由を明らかにしていません。

学校は部活動のハラスメントについて匿名の手紙が寄せられたことから部員などに調査した結果、セクシュアルハラスメントと認定しましたが、当時の聞き取りに対し男性は「セクハラではない」と否定していたということです。

男性は現在、自宅待機となっていて、学校は今後の対応を検討中だということです。