ごめん・なはり線の沿線歩き地域の魅力に触れる

高知県東部を走る土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」の沿線を歩きながら、地域の魅力に触れる催しが開かれ、香南市でとうもろこしやしらす丼などを楽しみました。

この催しは、土佐くろしお鉄道が沿線の魅力を知ってもらい、利用客の増加につなげようと企画したもので、県内外から集まった30人余りの参加者が、香南市の「のいち駅」から「あかおか駅」の間を歩きました。

参加者たちはまず、地元で人気のとうもろこしの収穫を体験しました。

農家の人から、粒が先までしっかり入った太いものを取るように説明を受けたあと、じっくり見ながら収穫しました。

そして、収穫したとうもろこしをレンジで温めたり、そのまま生で味わったりして堪能しました。

土佐市から参加した70代の男性は「とても甘くておいしかったです」と話していて、60代の妻も「家庭菜園で作ったことがありますが、甘さが違いますね」と話していました。

このあと参加者らは、どんぶりに山盛りとなった釜揚げしらす丼や、地元の蔵元で日本酒の試飲などを楽しみました。

土佐くろしお鉄道総務企画課の永野裕介課長補佐は「また秋からたくさんの沿線の見どころを回る新しいツアーを企画したい」と話していました。