安芸市の観光名所「野良時計」前でひまわりの種まき

高知県安芸市の観光名所「野良時計」を訪れる観光客に楽しんでもらおうと、地元の人たちが26日、ひまわりの種をまきました。

安芸市の土居地区では、明治時代に作られ、国の登録有形文化財にも指定されている「野良時計」を訪れる観光客の目を楽しませようと、毎年この時期にひまわりの種をまいています。

26日は、朝早くから地元の公民館の呼びかけで住民ら100人あまりが集まり、およそ27アールの畑にひまわりの種をまきました。

参加した人たちは、棒を使って40センチほどの間隔で穴をあけたあと、ひまわりの種を3粒ずつ入れて土をかぶせていました。

26日植えたひまわりは、順調に育てば7月中旬ごろ花が咲き始め、8月初旬には見頃を迎えるということです。

種まきに参加した小学生の男の子は「大きく育ってみんなに喜んでもらいたいです」と話していました。

また、家族で参加した男性は「毎年たくさんの人がひまわりを見に来てくれているので、ことしも大勢の観光客に来て欲しいです」と話していました。