新型コロナ対応で医療関係団体に感謝状

新型コロナウイルスの対応で、医療従事者の確保や宿泊療養施設の運営などに協力したとして、県から県内の医療関係団体に対し感謝状が贈られました。

感謝状の贈呈式は、高知市の知事公邸で行われ、県内の6つの医療関係団体が出席しました。

贈呈式の中で浜田知事は「新型コロナが流行する中で、みずからの健康を顧みず、医療を提供していただきありがとうございました」と感謝の意を示しました。

今回感謝状を受け取ったのは、県医師会、県歯科医師会、県薬剤師会、県看護協会、それに高知市医師会と幡多医師会です。

それぞれの団体はコロナ禍で医療従事者の確保や宿泊療養施設の運営、それにワクチンの集団接種などに協力しました。

このほか、県内40の医療機関にも、コロナ患者の入院対応をしたことや、クラスターが発生した医療機関に医療従事者を派遣したことなどに対し、感謝状が贈られることになっています。

感謝状を受け取った高知県看護協会の藤原房子会長は「コロナがある程度落ち着いたとはいえ、ほかの感染症への対応を含め、引き続き看護としての役割を果たし、県民の健康を守っていきたい」と話していました。