早明浦ダム“ドラゴンダムカード”で観光客誘致へ

上空から見ると竜そっくりの形をしている高知県の早明浦ダムの写真が印刷されたダムカードを活用して観光客を呼び込もうと、流域の自治体で数量限定のカードがもらえるスタンプラリーが行われています。

「四国の水がめ」、高知県の早明浦ダムは、上空から見るとダムに流れ込む吉野川やダム湖が竜に見えることから、ダムを管理する水資源機構と地元の大川村が「ドラゴンダムカード」と名付けたカードを作り、愛好家の間で人気を集めています。

ことしは、辰年にあたることから、国や流域の自治体などが数量限定のダムカードを景品にしたスタンプラリーを行っています。

周辺の道の駅などを巡ってスタンプを集めると、竜のイラストが加えられた特別な「ドラゴンダムカード」がもらえることになっていて、観光客の誘致につなげるのがねらいです。

このスタンプラリーはことし12月末まで行われ、大川村のふるさと納税の返礼品にも同封されます。

国土交通省吉野川ダム統合管理事務所は「このダムカードを活用して、流域の自治体のにぎわいにつなげたい。スタンプラリーに参加して、この地域を訪れてほしい」と話しています。