四万十川に約500匹のこいのぼり 端午の節句前に

5月5日の端午の節句を前に、高知県四万十町の四万十川におよそ500匹のこいのぼりが渡され、訪れた観光客を楽しませています。

四万十町の十川地区では、50年前から四万十川の両岸にワイヤーを張っておよそ500匹のこいのぼりを飾り付けていて、全国各地で行われている「こいのぼりの川渡し」の発祥の地と言われています。

近くの山の上には展望台もあり、訪れた観光客は、山からこいのぼりを見て、子どもたちの健やかな成長を願っていました。

高知に帰省してきた息子夫婦と訪れたという70代の女性は、「1歳半の孫たちと来ました。天気が悪いと思っていましたが晴れていてラッキーでした。いい景色ですね」と話していました。

また、奈良県から訪れた家族連れは、「下から見るのも圧巻でしたが展望台から見るのも絶景でした」と話していました。

このこいのぼりは5月11日まで飾られる予定です。