高知空港に県特産”カツオのタタキ” 実物の約50倍

高知の空の玄関口、高知空港の手荷物を受け取るターンテーブルに、県特産のカツオのタタキの巨大なオブジェが設置されました。

このオブジェは、カツオの一本釣り漁で有名な中土佐町の「なかとさ観光協会」がクラウドファンディングを活用して制作し、26日高知空港で受け渡し式が行われました。

協会が去年、実寸大のカツオのタタキのオブジェを制作し、高知空港の手荷物を受け取るターンテーブルに設置したところ好評だったことから、ことしは実物のおよそ50倍のサイズにしました。

制作にあたっては地元の鮮魚店が監修し、巨大なカツオのタタキが直径50センチほどの大皿に盛りつけられ、鮮やかな赤みと皮の焦げ目の形状も見事に再現されています。

初めて高知に観光で訪れた女性は「まさかカツオのタタキがあると思わず驚きました。きょう、お店を探して食べに行こうと思います」と話していました。

なかとさ観光協会の田中隆博代表理事は、「カツオといえば高知と言ってもらえるように、訪れた人たちにしっかりと印象に残して帰っていただきたいです」と話していました。