震度6弱地震 社会福祉協議会が被災者の相談受け支援 宿毛

今月17日の地震で震度6弱の揺れを観測した高知県宿毛市で、社会福祉協議会が被災した高齢者などを対象に、電話で相談を受け付けたうえで、ボランティアを派遣して片づけを支援しています。

宿毛市は今月17日の地震で震度6弱の揺れを観測し、屋根が壊れたりタンスや食器棚などの大きな家具が倒れたりする被害が相次ぎました。

このため、宿毛市社会福祉協議会は、地震で自宅が被災し片付けが難しい高齢者などを対象に、電話で相談を受け付ける取り組みを行っています。

相談は23日までに4件寄せられていて、独り暮らしの100歳の女性から家具が倒れ窓ガラスも割れていて片付けを手伝ってほしいという相談もあったということです。

社会福祉協議会は相談のあった自宅を訪問し、被災状況を確認したうえで、人手が必要な場合はボランティアを派遣して片付けを支援しています。

宿毛市社会福祉協議会は「1人での片付けや家族の支援を受けることが難しい場合など、困っている人は相談してほしい」と話しています。

電話相談の番号は0880ー65ー7665で、平日は午前8時半から午後5時15分、土曜は午後0時半まで受け付けています。