震度6弱観測の宿毛市 被害出た神社本殿など補修作業

4月17日の地震で震度6弱の揺れを観測した高知県宿毛市の神社では、本殿の壁や土台に被害が出ていて、地元の人が補修作業に追われています。

宿毛市中央にある日吉神社では今回の地震で、本殿の石の土台が割れたり、ずれたりしたほか、木の壁に隙間ができました。

このため22日午後、神社の宮総代を務める、西山領一さん(77)が補修作業にあたり、隙間ができた本殿の壁に木材をあてて、ネジで固定して補強していました。

西山さんは、「本殿が倒れないようにという思いで応急手当てをしています。今後どうするかについては地域のみんなと相談して考えたい」と話していました。