レスリング五輪内定 清岡選手の恩師 “金メダル姿見たい”

レスリングのパリオリンピックの代表に高知県出身の清岡幸大郎選手が内定したことを受け、清岡選手を高校生まで指導してきた恩師の櫻井優史さんは、「パリで金メダルを取る姿を見たい」と期待を寄せています。

現在、高知国際高校でレスリング部の監督を務める櫻井さんは、清岡選手が幼少時から高校を卒業するまで、クラブや部活動で指導しました。

清岡選手がパリオリンピックの代表に内定したことについて、櫻井さんは「何としてもオリンピックに行かせてやりたい、パリの舞台に立たせてやりたいと思っていました。代表内定がかかる準決勝の試合が終わるまでは不安でしたが、勝ったときは本当にうれしかったし、ほっとしました」と話していました。

清岡選手の強みについて櫻井さんは「相手が強敵であるほど燃えるメンタルの強さが特長で、もともとすぐれていたスピードや持久力に力強さも加わって世界でも勝てるレスリングになっている」と評価しています。

櫻井さんの娘の櫻井つぐみ選手も一足先にオリンピックの代表に内定していて、つぐみ選手と同学年の清岡選手は切磋琢磨してきた間柄です。

櫻井さんは「彼らはオリンピックに出場することが目標ではなく、金メダルを取るためにずっとレスリングに取り組んでいます。それぐらいの実力があり、努力を重ねてるので2人がパリで金メダルを取る姿を見たいと思います」と期待を寄せていました。