レスリング 清岡幸大郎 五輪代表を争うアジア予選へ

レスリングのパリオリンピック代表を争うアジア予選が19日からキルギスで行われ、男子フリースタイル65キロ級に高知県出身の清岡幸大郎選手(23)が出場します。

清岡選手は「パリオリンピック出場の権利を獲得し、世界に衝撃を与える試合をしたい」と意気込みを語りました。

清岡幸大郎選手は、高知南高校から日本体育大学に進み、この春、大学を卒業したばかりの新社会人です。

19日からキルギスで行われるアジア予選で上位2人に入れば初めてのオリンピック代表に内定します。

アジア予選での戦い方について、清岡選手はNHKの取材に対し、「海外の選手はリスクを負っても、思い切って投げ技を仕掛けてくるので、焦らないようにしたい」と話しました。

また、先にパリオリンピック代表に内定している、同学年で高知県出身の女子57キロ級櫻井つぐみ選手については、「小さいころから切磋琢磨してきたので先に代表に内定したことに刺激もあるし悔しさもある。負けていられないという気持ちで戦いたい」と話しました。

そして、目標については、「パリで金メダルを取るのが目標なので、オリンピック出場の権利を取るのは当たり前だと思っている。世界的に自分は、まだ知られていない存在なので、アジア予選では超攻撃的に攻めて、世界に衝撃を残す試合をしたい。」と意気込みを語りました。

試合は19日、日本時間の午後1時半から始まり代表決定戦となる準決勝は午後9時開始予定です。