震度4の大月町柏島で路面に被害 観光シーズン前に影響懸念

17日夜、震度4の揺れを観測した大月町の柏島では路面がひび割れするなどの被害が出ていて、観光シーズンを前に影響が懸念されています。

高知県西部に位置する大月町の柏島は青く美しい海で知られ、サンゴをはじめ、多くの生き物が生息し、全国有数のダイビングスポットです。

地元のNPO法人、「黒潮実感センター」の代表、神田優さんによりますと、漁協近くのアスファルトの路面でひび割れやおよそ10センチ隆起している被害が確認されたということです。

神田さんによりますと、ふだんは漁業やダイビングのため荷物を運ぶ車が多いものの、この路面の被害で通行が難しくなっているということです。

神田さんは「これから多くのダイバーが集まる大型連休を迎え、観光への影響が心配ですが、人や車が安全に通行できるよう対応を急ぎたい」と話していました。