春の全国交通安全運動 田野町の高校生が一日警察署長

春の全国交通安全運動の一環として、高校生たちが14日、一日警察署長に委嘱され、田野町でドライバーなどに交通安全を呼びかけました。

一日警察署長を務めたのは、田野町にある県立中芸高校の生徒会長の山本瑠美奈さんら生徒会のメンバー3人です。

3人は、安芸警察署で行われた委嘱式にりりしい警察官の礼服姿で臨み、奥田貴之助署長から委嘱状を受け取りました。

このあと、3人は田野町の道の駅「田野駅屋」前に移動し、クラスメイトなどおよそ20人とともに、訪れた人たちに「交通事故に合わないように気をつけてください」と声をかけながらチラシを配っていました。

一日警察署長を務めた山本瑠美奈さんは「呼びかけに笑顔で接してもらい、こちらもうれしい気持ちになりました。この体験を機に、交通安全の呼びかけにより一層力を入れていきたい」と話していました。

安芸警察署交通課の矢野智久課長は「若い世代に協力してもらうことによって、多くの世代に交通安全運動についてご理解とご協力を頂けるのではないかと思っている」と話していました。