四万十町出身のプロボクサー 福永宇宙選手の後援会が発足

プロボクシングのスーパーバンタム級の新人王を獲得するなど活躍している、四万十町出身の福永宇宙選手を応援しようと、10日夜、高知市で、後援会の発足式が開かれました。

10日夜、高知市のホテルで開かれた後援会の発足式には、立ち上げの中心となった県内の企業関係者やファンなどおよそ140人が集まりました。

福永選手は、四万十町出身の26歳。
20歳のときにボクシングを始め、1年後の2018年にプロデビューを果たしました。

2021年の全日本新人王決定戦ではスーパーバンタム級の新人王に輝き、これまで13戦13勝、このうち6戦がノックアウト勝ちです。

発足式で後援会の三谷剛平会長は「福永選手にはどんどん活躍の場を広げ、世界に羽ばたいてもらいたい。ボクシングを通じて地域の活性化にもつなげたい」と激励しました。

これに対し、福永選手は「皆さんと一緒に日本、世界を取れるように、感謝を忘れずに頑張っていきます」とこたえていました。

後援会では、個人や法人から集めた会費を福永選手の遠征費用などに充てることにしています。

福永選手は報道陣に対し「地方のたたき上げでもやれるということを全国に証明したい。メンタル面を強化し、仲間と切磋琢磨して頑張りたい」と話していました。