“路面電車貸し切りで宴会を”ふるさと納税返礼品に 高知

高知市はふるさと納税の返礼品として路面電車に乗りながら宴会を楽しむ「おきゃく電車」を貸し切るプランを新たに加えました。
高知市の魅力を県外に発信するとともに、厳しい財政状況が続く中、財源確保につなげることがねらいです。

高知市のふるさと納税の返礼品として新たに加わったのは、とさでん交通が運行する路面電車に乗りながら酒を飲んで宴会を楽しむ「おきゃく電車」のプランです。

4月から寄付の受け付けが始まり、定員18人で寄付額は18万円、およそ1時間半にわたって路面電車を貸し切って車窓からの風景と宴会を同時に楽しむことができます。

ビールの飲み放題と特製の弁当を追加する場合は1人あたり3500円を現地で支払う必要があるということです。

2週間前までに予約が必要で、日曜や年末年始、それによさこい祭りの期間中などを除いて運行します。

高知市は街の魅力を県外に発信するとともに、厳しい財政状況が続くな、今年度から「ふるさと納税推進室」を新たに設置していて、寄付額を増やして財源確保につなげることがねらいです。

高知市は「観光資源でもある路面電車に乗りながら高知ならではの風景を楽しんでもらいたい」と話しています。